モネ、ルノワール 印象派の光

会期| 2023年6月20日(火)〜 10月9日(月)
会場|松岡美術館(東京都港区)

クロード・モネ《サン=タドレスの断崖》1867年

松岡美術館が所蔵する西洋画コレクションの中から、モネ、ルノワールをはじめとする、フランス印象派・新印象派の絵画が、6年ぶりに一挙公開されます。

印象派コレクションで注目は、モネの初期の作品《サン=タドレスの断崖》。斜面が作り出す対角線は空と地の対比構図を作り出し、それぞれの有様に視線を誘導します。モネがその目で見た光、肌で受けた風を感じることができます。

ピエール=オーギュスト・ルノワール 《リュシアン・ドーデの肖像》 1879 年 /8 月 15 日(火)より展示

ピエール=オーギュスト・ルノワール《ローヌの腕に飛び込むソーヌ》1915年

人物画の名作を残したルノワールの作品《リュシアン・ドーデの肖像》は、子どもの自然な姿を捉え、パステルの生み出すやわらかな風合いとざっくりとした線によって、幼児の柔らかな肌や頭髪、ギャザーを多用したふんわりとした衣服を忠実に表現しています。

ポール・シニャック《オレンジを積んだ船、マルセイユ》1923年

アンリ=エドモン・クロッス《遊ぶ母と子》1897-98年

明るさや鮮やかさを強調した色彩で、正確な点描を用いて新印象主義的な作品を制作したシニャックやクロッスの作品も。シニャックを敬慕していたマティスは、1904年にサン=トロペを訪れ、シニャックとクロッスに会い、点描法に取り組んだことから、純色による大胆な色彩表現に到達し、フォーヴィスム(野獣派)という潮流を生み出しました。

色絵唐人物図大壺 柿右衛門様式1680-1690 年代

また、同時開催される「江戸の陶磁器 古伊万里展」では、ヨーロッパへ輸出され王侯貴族の間で絶大な人気を誇った、柿右衛門様式・古伊万里金襴手の大型作品をはじめ、東洋や中南米から欧州へもたらされた新しい飲料文化を伝える小さなカ ップなども紹介。また国内で、富裕層の宴をにぎわせた大胆な絵付けの古九谷様式の大皿の数々、鍋島藩窯で焼成された端整な鍋島焼も楽しむことができます。

これらのコレクションを通して、蒐集・ 松岡清次郎の理想の美を感じてみてはいかがでしょうか。

モネ、ルノワール 印象派の光 

会期 2023年6月20日(火)〜10月9日(月)
会場 松岡美術館 展示室5・6
東京都港区白金台5-12-6
開館時間 10:00~17:00(入館は閉館の30分前)
休館日 月曜(祝日の場合は翌平日)
観覧料 一 般 1,200円
25歳以下 500円
高校生、障がい者手帳をお持ちの方 無料
お問合せ 03-5449-0251
公式サイト モネ、ルノワール 印象派の光

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