南部古代型染/岩手県

南部古代型染

読み|なんぶこだいかたぞめ
産地|岩手県盛岡市

南部古代型染は、藩政時代に武家の裃や袴、小袖に用いられた図柄が、南部古代型染の始まりで武士の衣装として染め上げていました。南部氏の家紋・向鶴、千羽千鳥、南部萩をはじめ、伝統的な模様は130 種類以上。型彫りから染色、仕上げまで手作業で行われています。伝統的なすくも藍、ふすま、木灰の醗酵建てによる藍色の躍動が藍染めの魅力であり、藍色を基本とした模様のコントラストは絶品といわれています。