信州手描友禅/長野県

信州手描友禅

読み・しんしゅうてがきゆうぜん
産地・長野県

信州手描友禅は、自然界に自生する植物を染色したもので、「信州草木染め友禅」ともいわれています。江戸時代から長野県下の城下町を中心に発達した手描友禅は、草や木の樹皮などから煮出した天然の染料を用いる全国でも稀な長野県特有の草木染友禅で、色のやさしさと信州の自然を感じさせます。繊細な模様を絹織物に染め込むため、華やかさも特徴的。「信州手描友禅」として1986年、長野県伝統的工芸品に知事指定されました。
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信州の自然を感じる優しい色合い
藍・梅・杏・桜・ヨモギ・ススキ・栗・熊笹、よもぎやアンズ、リンゴなど、自然の草木を使い製作される信州手描友禅。化学染料を使わない草木染は、肌にも優しく、色合いも優しく柔らかいのが特徴です。

信州手描友禅の帯