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福岡県の伝統工芸品であり、日本三大織物の一つである「博多織」。「ザ・リッツ・カールトン福岡」では、2023年12月25日までの期間、博多織を制作する過程で残ったはぎれや、残糸をアップサイクルしたシルクのオーナメントが美しい、高さ4メートルのクリスマスツリーが館内に設置されます。

糸を紡ぎ、織るという発想のもと、“福岡が誇る素晴らしい伝統文化を未来に繋ぐ”という思いを込め、ホテル全体を共通したストーリーで構成。オーナメントの制作は、客室の内装や「ザ・バー」のパーテーション、日本料理レストラン「幻珠」のアートワークを手掛けた、博多織最古の織元・西村織物が手がけています。

博多織を制作するうえで残ったはぎれや残糸を用い、一つひとつ職人たちによる手縫いで、もみの木やクリスマスブーツなど合計4種類のシルクオーナメントがクリスマスツリーを彩ります。オーナメントの一つは、「帯飾り」から着想を得たデザインに仕立て、博多織を代表する模様で、厄除けの意味をもつ「独鈷柄（どっこがら）」が生地に採用されています。

また、クリスマスツリーのほか、博多織製作時に実際に使われている糸枠を使用したランタンを、ホテル24階のザ・リッツ・カールトン クラブに設置。赤と緑の絹糸から透ける暖かな光が上質な空間を演出しています。そのほか、館内には、グレビレア・ゴールドのクリスマスリースやポインセチアの装花が彩りを添え、「ザ・リッツ・カールトン福岡」で過ごすホリデーシーズンを特別なひとときへと誘っています。

■ザ・リッツ・カールトン福岡■
2023年6月21日に開業した「ザ・リッツ・カールトン福岡」は、マリオット・インターナショナルとして九州初となるラグジュアリーホテルです。陸・海・空の玄関口でもある「博多駅」、「博多港」、「福岡空港」までは、いずれも車や交通公共機関で15分以内のアクセスを誇る福岡市天神地区に位置し、167の広々とした客室とスイート、4つのレストランと2つのバー、フィットネスジム、スパ、クラブラウンジ、ボールルームや会議室も備え、快適な滞在と記憶に残る思い出を提供しています。