“かるたの聖地”といわれる滋賀県大津市。琵琶湖ホテルでは、2023年12月1日(金)から2024年2月29日(木)までの期間中、2階「日本料理 おおみ」および「バー ベルラーゴ」にて、冬の百人一首メニューが提供されます。
琵琶湖ホテルでは、大津市ならではのおもてなしとして、百人一首と食を融合させたオリジナルメニュー開発。2017年より『百人一首カクテル』をシリーズで販売し、2019年はスイーツビュッフェ、2021年はアフタヌーンティーを開催。2022年から歌の世界をイメージした四季替わりの『百人一首ランチ』が人気を集めています。
今回の『百人一首ランチ』では、雄大な冬の富士山を詠んだ歌にちなんだ献立に、甘味は大津市にある「叶 匠壽庵(かのう しょうじゅあん)」による『あも歌留多』が添えられています。山部赤人作「田子の浦に うち出てみれば 白妙の 富士の高嶺に雪は降りつつ」の歌の、雪を頂いた富士山の姿から連想し、お正月を寿ぐ紅白をテーマカラーに設定。「鯛のお造り」や滋賀県名物「赤蒟蒻煮」がおめでたい雰囲気を演出し、「鰤の柚香焼き」や「鮟鱇の唐揚げ」など冬の味覚もあしらわれています。
『百人一首ランチ』の甘味は、大津市で60年以上の歴史を持つ和菓子の名店「叶 匠壽庵」の『あも歌留多』。近江神宮所蔵の百人一首絵札を色鮮やかに写した、サクサクとした最中の皮に、厳選された丹波大納言小豆のふっくら艶やかなつぶ餡と、柔らかい餅の『あも』を挟んでいただきます。
琵琶湖ホテル2階「バー ベルラーゴ」では、百人一首カクテルを提供。2017年より『百人一首カクテル』をシリーズで販売し、2024年の大河ドラマ『光る君へ』の放送を記念して、大津にゆかりの深い主人公・紫式部の歌のカクテルを再創作。才気あふれる女性歌人の歌を題材とした新作1点も加え、カクテル2点をご提供します。100首コンプリートを目指して6年目になる百人一首カクテルシリーズの創作カクテルは、今回で48首に到達します。
「巡りあひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな」【紫式部】
カクテルで描いた雲に隠れる月の情景。上段は薫り高い菫と巨峰のリキュールをベースに、紫式部の名前にちなんで夜空のような美しい紫色に。下段の茜色のゼリーもお召し上がりいただけます。
「音に聞く 高師の浜の あだ波は かけじや袖の 濡れもこそすれ」【祐子内親王家紀伊】
才気煥発な作者が、70歳の時に歌会で詠んだと伝えられる、技巧とウィットに富んだ歌。美しい色の重なりが、海や十二単を連想させます。ライチと柑橘のさっぱりした飲み口で、粋な雰囲気を漂わせるカクテルに。
✣✣– 概要 –✣✣
「百人一首ランチ」
✣ 提供期間
2023年12月1日(金)~2024年2月29日(木)
11時30分~15時(L.O.14時)
※水曜定休(祝日を除く)
✣ 場所
琵琶湖ホテル2階「日本料理 おおみ」
「百人一首カクテル」
✣ 提供期間
2023年12月1日(金)~2024年2月29日(木)
18時~22時(L.O.21時30分)
✣ 場所
琵琶湖ホテル2階「バー ベルラーゴ」
✣ お問合せ
琵琶湖ホテル
滋賀県大津市浜町2-40
077-524-1225
(レストラン予約/10時~18時)
✣ 公式サイト>>