蛍狩りで夏の宵の風情を味わう京都旅

京都府・嵐山にある全室リバービューの旅館「星のや京都」は、2024年6月7日~9日、14日~16日に、平安貴族も愛でた蛍の光に想いを馳せる「奥嵐山の蛍狩り」を開催します。星のや京都の目の前を流れる大堰川(おおいがわ)の水辺にでかけ、蛍籠(ほたるかご)を模した行灯とともに儚(はかな)く光る蛍を鑑賞する催しです。

嵐山は京都府内でゲンジボタルが生息する数少ない地域のひとつ。本催しでは、蛍籠を模した行灯を携え、星のや京都のスタッフだからこそ知る、大堰川沿いの密かな蛍の生息ポイントを案内。かつて平安貴族も興じた蛍狩りに想いを馳せ、夏の宵の風情を味わうことができます。

蛍を鑑賞した後は、現代京ことばに訳した源氏物語「蛍」の帖の語りを通して、千年超えてもなお読み継がれる源氏物語の世界観に触れます。蛍の帖では、光源氏が放った蛍の光に照らされた玉鬘(たまかずら)の美しさに、兵部卿宮(ひょうぶきょうのみや)が心を奪われた場面が描かれています。語り部は、「源氏物語」五十四帖を百年前の京ことばで語る、山下智子氏。目の前で生き生きと語られる源氏物語の描写に想いを馳せることで、平安時代の美意識に触れるひと時を過ごすことができるでしょう。

施設内の「水の庭」で味わう赤紫蘇しぼりにも歴史があり、平安時代から日本で栽培され、薬用や香味用食品として重宝されました。爽やかな香りと酸味のすっきりとした特製ドリンクを、滝の音が涼やかに聞こえる水の庭で味わいながら、宵涼みを楽しんでみてはいかがでしょうか。
蛍鑑賞や源氏物語の語りを通して、かつて平安貴族が蛍の光を眺めて過ごした夏の宵の風情を体感ください。

■概要■
奥嵐山の蛍狩り
・期間
2024年6月7日~9日、14日~16日

・料金
1名5,500円 (税・サービス料込、宿泊料別)
含まれるもの
蛍鑑賞ツアー、源氏物語「蛍」の語り、赤紫蘇しぼり

・定員
5名(宿泊者が対象)

・場所
星のや京都

・ご予約・お問合せ(7日前まで)
公式サイト>>

▼詳細は公式サイトよりご確認ください▼
公式サイトはこちら>>

星のや京都
京都府京都市西京区嵐山元録山町11-2