着物がもっと楽しくなるウェブマガジン

日本美のミュージアムホテル「ホテル雅叙園東京」で、京都の花街 宮川町の芸妓・舞妓による優美な舞「京おどり～宮川町の世界～」が2024年2月12日（月・祝）に1日限定で開催されます。
鴨川の東側、四条通の南側から五条通までの花街で、八坂神社の神輿洗いが行われていたことからその名がついた宮川町。毎年春には「京おどり」、秋には「みずゑ会」の公演が宮川町歌舞練場で行われています。その宮川町の芸妓・舞妓 総勢22名が、ホテル雅叙園東京で優美な舞を披露。芸妓が披露するのは舞踊だけではありません。地方（じかた）と呼ばれる芸妓が舞台上で三味線を弾き、唄をうたって踊りや物語の流れをつくりあげます。

フィナーレとなる最終章はご存じ「宮川音頭」。芸妓、舞妓が総出演し、一糸乱れぬ動きで舞台狭しと華やかに群舞。公演後には、芸妓・舞妓が席を回っての挨拶も。「一見さんお断り」として知られる京都の花街の世界を東京で気軽に体験できる一夜限りの企画で、雅やかなひとときをお過ごしください。