
着物姿が映える名所・名店を訪ねる道中記。今回は東京・目白にあるホテル椿山荘東京を訪ねました。四季折々の日本庭園とホテルの品格が美しく調和する場所。庭園を望むラウンジでのアフタヌーンティーや散策を楽しみながら、着物で過ごす優雅な時間を紹介します。
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広大な日本庭園を有するホテル椿山荘東京

都心にありながら、森のような風景が広がるホテル椿山荘東京。約2万坪の広大な庭園には、滝や池、三重塔、四季折々の花々が点在し、訪れる人を豊かな自然の世界へと誘います。ホテルに足を踏み入れると、そこは都会の喧騒を忘れさせる静かな別世界。ロビーの大きな窓の向こうには美しい庭園が広がり、ゆったりとした時間が流れています。
春の桜、初夏の新緑、秋の紅葉、冬の澄んだ景色。訪れる季節ごとに異なる表情を見せる庭園は、何度訪れても新しい発見があります。着物で歩くと、その風景の中に自然と溶け込むような心地よさを感じられる場所です。ホテルという枠を超え、一つの庭園文化を体験できる場所。それがホテル椿山荘東京の大きな魅力です。
ル・ジャルダンで味わうアフタヌーンティー

庭園を一望できるロビーラウンジ「ル・ジャルダン」は、ホテル椿山荘東京を代表する人気スポットのひとつです。大きな窓いっぱいに広がる緑を眺めながら過ごす時間は、まるで庭園の特等席に招かれたかのよう。柔らかな自然光が差し込む店内は英国スタイルの優雅な雰囲気に包まれ、ゆったりとした午後を過ごすことができます。
季節ごとに趣向を凝らしたアフタヌーンティーは、その時期ならではの素材やテーマを楽しめるのも魅力。窓の外に広がる景色とともに味わう一杯の紅茶は、日常を離れた贅沢な時間を演出してくれます。
「ル・ジャルダン」の座席はゆったりとしており、ソファのような広い座面のおかげで着物でも快適に過ごすことができます。帯を気にすることなくくつろげる点も、着物で訪れる方には嬉しいポイントです。
四季折々に表情を変える庭園風景

ホテル椿山荘東京の魅力は、ラウンジから眺める景色だけではありません。約2万坪の庭園には、滝や池、石橋、歴史ある三重塔が点在し、一歩足を踏み入れると都心とは思えない風景が広がります。庭園は高低差を活かして造られているため、歩く場所によって見える景色が大きく変化するのも魅力です。木々の間から三重塔が姿を現したかと思えば、水辺に映る緑が目に飛び込み、さらに進むと滝の音が聞こえてきます。
季節ごとに表情を変えることも、この庭園の大きな特徴です。春は桜、初夏は新緑、秋は紅葉と、その時期ならではの美しさが広がります。同じ場所を訪れても、季節が変わればまったく異なる印象を受けることでしょう。庭園を歩いていると、自然と歩く速度もゆっくりになります。目の前の景色に足を止め、風の音や水の流れに耳を傾ける。そんな時間の過ごし方は、効率が求められる日常ではなかなか得られない贅沢かもしれません。
着物を着て歩いていると、景色を眺める時間そのものが豊かに感じられます。庭園の季節に目を向けながら歩くひとときは、着物が本来持っている「季節を纏う」という楽しさを改めて思い出させてくれるようでした。
ホテル椿山荘東京を着物で訪れたい理由

ホテル椿山荘東京は、着物との相性の良さが際立つホテルです。館内の落ち着いた設えや庭園の景色はもちろん、どこを切り取っても絵になる空間が広がっています。ロビーから庭園へ続く風景、大きな窓から差し込む自然光、歴史ある三重塔を背景にした景色。華やかすぎず、品のある美しさが着物姿を自然に引き立ててくれます。
また、館内の椅子やソファはゆったりとしており、着物でも快適に過ごすことができました。帯を気にすることなくくつろげる点も、着物で訪れる方には嬉しいポイントです。おすすめは、季節感を取り入れた小紋や付下げ、やわらかな色合いの装い。庭園の自然やホテルの落ち着いた空気に寄り添うような着物が、この場所にはよく似合います。ててくれます。
庭園を眺めながら過ごす午後

ホテル椿山荘東京の魅力は、庭園を歩くだけではありません。館内のさまざまな場所から庭園を望むことができ、時間とともに移ろう景色を楽しめます。木々を揺らす風、変化する光、季節の花々。窓越しに広がる風景は、その瞬間ごとに異なる表情を見せてくれます。ただ景色を眺めるだけの時間は、慌ただしい日常では意外と少ないものです。だからこそ、この場所で過ごすひとときは特別に感じられます。
着物を着ることもまた、季節や空間に心を寄せる行為のひとつ。庭園を眺めながら過ごす午後は、そんな着物時間の豊かさを改めて感じさせてくれました。
Choosing a Kimono for The Tokyo EDITION, Ginza

この日は、小菊が描かれた染めの小紋に洒落帯を合わせました。訪れたのは、料亭「錦水」で久保田の飲み比べが楽しめる特別企画が開催されていた時期。日本酒の繊細な味わいを楽しむひとときに合わせ、季節感のあるやわらかな装いを選びました。
ホテル椿山荘東京には、豪華さを競うような装いよりも、自然や庭園に寄り添うような上品な着物がよく似合います。小菊の意匠は庭園の草花とも調和し、穏やかな時間をより豊かなものにしてくれました。
庭園を歩き、季節を味わい、ゆっくりとお茶や食事を楽しむ。そんな一日には、肩の力を抜いて自然体で楽しめる小紋が心地よく感じられます。華やかさよりも季節との調和を大切にした、椿山荘らしい着物時間となりました。
▶️ Instagramで小紋で訪れた「ホテル椿山荘東京」の投稿を見る
ホテル椿山荘東京
東京都文京区関口2-10-8
TEL:03-3943-5489(レストラン予約)
▪️ ル・ジャルダン営業時間
平日 11:00~L.O.21:00(~22:00)
土日祝 10:00~L.O.21:00(~22:00)
※アフタヌーンティー/イブニングハイティーは、
完全予約制(当日9時30分まで)
Web Site





















