美しい人びと 松園からローランサンまで
松岡美術館 東京都港区白金台5-12-6「美人画」という言葉が一般的になったのは明治期以降、日本では古来より美しい女性の姿が描かれてきました。一方、物語の登場人物として人気の高い在原業平や光源氏など魅力的な男性の姿も絵画や工芸などにあらわされてきました。今展では、上村松園、伊藤小坡、鏑木清方、伊東深水ら人気の高い「美人画家」たちの作品とともに、下村観山、吉川霊華らによる男性像や、ローランサン、ドニ、ヴァン・ドンゲン、ペルジーニなどの西洋絵画も紹介。性別・年齢にとらわれない東西の美しい人びとをご覧いただけます。