
【特別展】世界遺産登録10周年記念 富士と桜 ―北斎の富士から土牛の桜まで―
3月 11 日 10:00 AM - 5月 14 日 5:00 PM

葛飾北斎「冨嶽三十六景 凱風快晴」1830(文政13)年頃 大判錦絵 山種美術館(前期展示 3/11-4/16)
世界に誇る日本のシンボル、富士山。2013年にユネスコの世界遺産に登録され、2023年で10周年を迎えます。山種美術館ではこれを記念し、富士山を描いた日本画と浮世絵を中心に、同じく日本の象徴である桜を題材とした日本画をあわせ、周年を祝う特別展を開催します。
富士山は古くから、さまざまな芸術の源泉となってきました。特に美術では、葛飾北斎と歌川広重の浮世絵が世界的にも有名です。本展では、北斎の「冨嶽三十六景」、広重の「東海道五拾三次」とともに、北斎が富士山というテーマをさらに発展させた絵本『富嶽百景』(個人蔵)が特別に展示されます。
また、近代・現代の日本画でも、富士山は世代を問わず描き継がれています。横山大観の描く「霊峰不二」や小松均の燃えるような「赤富士図」など、巨匠たちによる富士図の競演もお楽しみいただけます。
さらに、桜を描いた作品では、同館のコレクションを代表する奥村土牛「醍醐」をはじめ、近代・現代の日本画家が手がけた桜の名画が並びます。富士山の世界遺産登録10周年という記念の年に、日本の美が凝縮された優品の数々をご堪能ください。
*上記文中のうち、所蔵先表記のない作品は全て山種美術館所蔵です。

横山大観「山桜」1934(昭和9)年 絹本・彩色 山種美術館
◆会期◆
2023年3月11日(土)~ 5月14日(日)
*会期中、一部展示替えあり。
前期:3月11日(土)〜4月16日(日)
後期:4月18日(火)〜5月14日(日)
◆開館時間◆
10:00-17:00
*入館は閉館30分前まで
◆休館日◆
月曜日(ただし5/1(月)は開館)
◆開催場所◆
山種美術館
東京都渋谷区広尾3-12-36 (google map)
◆入館料◆
一般 1,300円
大学生・高校生 500円(春の学割)
中学生以下無料(付添者の同伴が必要)
◆お問合せ◆
050-5541-8600
(ハローダイヤル)